一般的に外壁塗装は10年に1度と言われています。
外壁塗装はマイホームの美観だけでなく、長く住み続けるためには必要な工事です。
大きな金額が必要になるからこそ、できる限りトラブルは防ぎ、トラブルが起きたとしても早急に解決したいものです。
ここでは外壁塗装でよくあるトラブルをご紹介し、事前に対処する方法と起きてしまった後の対処方法を詳しく解説します。
外壁塗装からリフォーム全般のウェブメディアを運営。
外壁塗装会社社員・リフォーム会社社員を中心に外壁塗装経験者が集まってサイト運営・編集を行っています。
初心者にも外壁塗装を分かりやすく伝えていきます。
この記事で伝えていること
外壁塗装工事に関するよくあるトラブル事例9選
外壁塗装工事を依頼した際に実際によく起きるトラブルを9つまとめています。
事前に要望できる対策とトラブルにあったしまった際の解説方法など解説しています。
工事トラブル事例1:塗装工事後の色味がイメージと違った
事前に色を確認していても「実際に外壁塗装してみると思っていた配色とは違っていた」と思う可能性はあります。
施工前の打ち合わせに際して見ることのできるものはあくまでサンプルでしかありません。
実際に施工するお宅に塗装した場合、日照の兼ね合いや外周の雰囲気の違いで想像していた色合いや結果に完全にはならない可能性があります。
事前予防策
施工する外壁塗装会社によって用意してあるサンプルのバリエーションに違いはあります。
多くの外壁塗装会社では見本帳や塗装された見本板が用意されています。できる限り大きな見本を外で太陽の光に当てて確認すると良いでしょう。
屋内での確認では室内灯の色合いで変化があります。見ているままの色にならない可能性があるので外での確認は必須です。
また外壁塗装会社によってはホームページに施工例を掲載していることもあるので、その中から同じ塗料で塗装された例を教えてもらうのも一つの手段です。
ウェブサイトでカラーシュミレーションを行えるサイトもありますよ。
さらにカラーシュミレーションを用意していることもあり、施工宅の写真に色を当てることもできますので確認してみてはいかがでしょうか。
トラブル解決方法
依頼主都合での施工後の塗り直しは基本的には自己負担になります。
契約書や工事指示書に記載された塗料で塗装しているなら不備にはならないからです。
できるだけ早い段階で回避するためには工程の途中で確認して外壁塗装会社に伝える必要があります。塗り直し箇所が少ない方が負担金額が少なくなる可能性が高いからです。
ただ依頼主都合でのやり直しは施工金額を自己負担しなければならにことに変わりはないので、前述した確認をしっかり行うことをお勧めします。
工事トラブル事例2:塗装工事後数ヶ月で剥がれてきている
施工後数ヶ月で塗膜が剥がれるなんてと思った方がいらっしゃるかもしれませんが、実際にはありえる話です。
事前予防策:
外壁塗装が早期剥がれてくる原因はいくつか考えられますが、代表的なのは
- 洗浄不足
- 下地の塗りムラ
- 塗料の撹拌不足になります。
①については洗浄が足りていないと、汚れが残ったまま塗装してしまう為塗膜が剥がれてしまいます。
②については塗料によって下地剤を塗布するのですが、塗りムラが多いと上塗りとの密着が希薄になるため剥がれる箇所が発生します。
③は塗料の種類によって違うのですが、塗料を水などと混ぜ合わせて使う際に撹拌という工程が出てきます。
この作業で塗料そのものにムラができてしまうと剥がれる原因になってしまいます。それぞれを施主として確認することは難しく、基本的には外壁塗装会社を信じることしかできません。
ただ工程ごとの写真を撮影してもらい確認することはできますので依頼してみるのも良いでしょう。
工事トラブル解決方法:
色味のイメージの問題とは違ってこちらは外壁塗装会社側の施工不備になります。
契約書の保証期間をしっかり確認しておき、外壁塗装会社に連絡して契約書に従いしっかり再塗装してもらいましょう。
工事トラブル事例3:依頼していないところまで塗装されてしまっている
いくつかパターンがありますが、金属系の飾りやモルタルでできた手すりなど本来は塗装しない箇所に塗装されたパターンと、打ち合わせで塗装しないと決めた箇所に塗装されたなどがあります。
事前予防策:
打ち合わせをしっかり行い、希望を伝えることが大切です。
また本来塗装されない箇所については、塗装しないことを確認しておきましょう。打ち合わせ内容を残しておくことも必要です。
トラブル解決方法:
施工不備になりますのでしっかり現状復旧してもらいましょう。
気になる箇所があるのでしたら、前述した工程ごとの写真で確認することも検討すると良いでしょう。
工事トラブル事例4:周囲の物が破損した!
お家の外周には様々なものがあります。大きなものでは車や自転車・フェンス、小さなものでは鉢植えや外部水道などがあります。
外壁塗装は工事で、塗装の工程だけでなく足場の組み立て解体などヘルメットが必須な工事であり一定の危険が伴います。
対策はしっかりされていても破損する危険性はあります。
事前予防策
鉢植えなどの動かせるものは、打ち合わせの際に比較的安全な個所を確認しておき工事前に移動させましょう。
外壁塗装作業時は自分の車を近隣の駐車場へ移動するのが最善です。
大きなものは打ち合わせでどこに移動できるのか、移動できないならどういう対策をとるのか確認しておきましょう。
トラブル解決方法:
施工不備に当たるので現状復旧をしてもらうことになります。
ただ、前述したように外壁塗装は危険が伴う工事です。
外周に破損するものが多々ある中での工事は、破損以外にも作業員の安全性も懸念されます。移動できるものはしっかり移動させて工事に協力することも大切です。
工事トラブル事例5:塗料が飛び散り車や周辺にかかった
塗料飛散はさまざまなものに起こります。
車や自転車、フェンスや鉢植えだけでなく、お庭の植物にも飛散します。工事宅だけでなく、近隣の住宅にも飛散する可能性があるので注意が必要です。
事前予防策
塗装工事に際して、外周の足には防護ネットが張られます。そこに隙間があると塗料飛散が起こる可能性が出てきます。
また屋根塗装が契約されている場合、屋根より高い位置にネットが巻かれていなければ風で飛散する可能性があるので確認が必要です。
周囲の移動できないものにはビニールシートで養生されます。その養生が中途半端になっていると塗料飛散が起こります。
基本的には作業工程の写真などで確認し、外壁塗装会社を信頼することになりますが、車など高額なものについては近隣のものも含めて専用の防護ネットの有無も確認しておいた方がよいでしょう。
ただ車は本来は移動させることが最善ですので出来る限り移動するようにしましょう。
トラブル解決方法:
施工不備に当たるので現状復旧を要請することができます。
基本的には汚れを落としてもらうことになりますが、工事前に外周の写真を撮っておき、どう変化したか説明できるとベストです。
車など専門業者が必要な復旧作業については外壁塗装会社と相談になります。
工事トラブル事例6:手抜き塗装工事をされている!
手抜き塗装にもいろいろな種類があり、主に渕の塗装が雑だったり、塗り分けの境界線が雑だったりすることがあります。
塗装だけでなく、外壁がサイディングボードの場合、目地のコーキング処理が雑だったりすることもあります。
事前予防策:
工程ごとの確認できることが最善ですが、すべてを確認することは難しいです。
玄関周囲など見える部分は確認しておくことをお勧めします。
工事後に、足場を解体する前に周囲を確認する機会をもらえるよう依頼することも1つの手段です。
トラブル解決方法:
すべての工事が終わった際に発覚した場合は補修を依頼して下さい。
できれば足場を解体する前に発覚することが望ましいので確認する時間をもらえるよう交渉しましょう。
工事トラブル事例7:テレビが映らない・エアコンが動かない
工事中に起こりうるトラブルとして、テレビが映らない・エアコンが使えない・ガスが使えないなどがあります。
事前予防策:
テレビについては予防策はありません。
エアコン・ガスについては作業内容によって工事中に使うことでトラブルになることもあります。使ってはいけない時間帯を事前に確認しておきましょう。
トラブル解決方法:
テレビの屋外アンテナについては専門の業者を呼ぶことになりますが、屋根の上のアンテナはしっかり固定されているのでトラブルの可能性は低いです。
比較的可能性が高いのがネット回線の断絶で、マスキングテープを使った養生の際に少し力を入れただけで抜けることがあります。
足場があれば復旧は容易なので外壁塗装会社に相談し専門業者に依頼して下さい。
エアコンについては、養生の際に動かしたことが原因になることが多いです。外壁塗装会社に相談し、再度動かしてみて復旧しない場合は専門業者に依頼して下さい。
ガスについて多いのは外部機器に一定の衝撃を与えたことによる緊急停止です。傷がつくほどの衝撃でなくても一定の振動が起これば停止する可能性があります。復旧ボタンを押せばその場で復旧可能ですので外壁塗装会社に依頼して下さい。それでも復旧しない場合は専門業者に依頼することになります。
どの場合も発生した金額は基本的には外壁塗装会社負担になりますので確認が必要です。
工事トラブル事例8:塗りムラ・塗り忘れがある
工事完了後に塗り忘れがあることが発覚することがあります。
光の加減によって塗りムラが発覚したり、見えにくい箇所に塗り忘れが発見されるのは無い話ではありません。
事前予防策:
すべての工程を確認することは難しいですし、隅から隅までチェックすることも難しいです。
再塗装するにしても足場を解体してしまった後なら、再度足場を組む必要があり近隣へのあいさつもしなければなりません。
1つの手段として塗装完了後に足場の防護ネットを外してもらい、外から確認することが出来るかどうか相談してみることをお勧めします。
トラブル解決方法:
明らかに塗りムラ・塗り忘れがある場合は施工不備になるので再塗装を依頼しましょう。
工事トラブル事例9:隣人とのトラブル
工事は昼間に行われ、足場組立・解体、外壁洗浄・塗装などかなりの音が出ますので騒音トラブルになる可能性があります。
事前予防策:
近隣へのあいさつは基本的に外壁塗装会社側で行われます。近隣情報をしっかり外壁塗装会社に伝えてトラブルを防止しましょう。
特に注意の必要な近隣住民に対しては、一緒にあいさつに向かうことも1つの手段です。
トラブル解決方法:
トラブルの内容にもよりますが、まずは外壁塗装会社側から謝罪してもらうことになります。
今後のご近所付き合いにも影響がでますので、内容によっては一緒に謝罪することも検討しましょう。
外壁塗装契約に関するよくあるトラブル事例5選
ここまで外壁塗装の工事に関するトラブルをご紹介してきました。ここからは外壁塗装の契約に関するトラブル事例や解決策をご紹介していきます。
契約トラブル事例1:相場より明らかに高額だった
見積もりを依頼した際に、高額な金額で返ってくることがあります。
内容見て、説明を受けて高額な理由が理解できれば良いのですが、理解できないこともあるでしょう。
事前予防策:
基本的には数社から合い見積もりを取って見比べて下さい。塗料にはさまざまな種類があり、効果も金額もそれぞれです。
納得できない見積もり・外壁塗装会社では契約しないことが大切です。
トラブル解決方法:
見積もりに納得できない場合には契約をしてはいけません。
もちろん高額になるには理由がありそれが理解でき、メリットになるのであれば話は別です。
ただ1社だけの説明より、複数社の説明を受けることで外壁塗装についての知識を得ることもできるので、外壁塗装会社複数社から合い見積もりを取ることをお勧めします。
契約トラブル事例2:見積もり内容と異なった
納得して契約した工事でも、悪質業者ならいざ始まって見ると見積もり内容とは違った工事が行われる可能性もあります。
事前予防策:
工事中であれば工程ごとに報告してもらうことで工程が抜けることは防げます。
工程内容の写真を依頼しておけば、よりしっかり確認することも可能です。
トラブル解決方法:
工事中であれば工程のやり直しを依頼して下さい。
工事後においても、外壁塗装会社には瑕疵担保責任があり、工事に欠陥が見つかった場合には工事のやり直しを請求できます。
契約トラブル事例3:追加料金を請求された
工事内容によって、追加料金を請求されることがあります。
事前予防策:
契約時に工事内容を書面でしっかり確認してください。
外壁塗装において塗装する箇所がはっきりしていれば、その他の部分を塗らない限り追加料金は発生しません。
工事内容を把握しておけば、請求された内容が正しいかどうかの判断基準になります。
トラブル解決方法:
請求されたものが、工事内容の中のものなのか、それとも何らかの理由で工事内容が変化したものかを判断しなければなりません。
たとえば雨漏りについては塗装工事と直接関係がなく補修が必要なら追加料金が発生します。
ただ塗装工事については追加料金が発生する可能性は低いので、やはり工事内容を把握しておくことが重要です。
契約トラブル事例4:工期が長引いている
工事前に聞いていた工期より期間が長くなることがあります。
天気に左右されることもありますが、晴天でも工事が進まないなんてこともありえます。
事前予防策:
天候についてですが、梅雨の時期に工事を行なわないことで少し防げます。
また、事前に工期日程を確認する際に、伸びる要因を聞いておくことで長引くことを把握することもできます。具体的には、時期によっては塗装後に乾燥期間を設けないと次の工程に移れない場合があるからです。
トラブル解決方法:
長引いていることに理解できるのなら構いませんが、ただ事前の説明なくただ工事が進まない場合には連絡して催促してください。
契約トラブル事例5:前金を持ち逃げされた!業者が倒産した!
かなり確率の低い事例なので運が悪いとしか言えないのですが、まったく無い話ではありません。
弁護士が担当したリフォームトラブルの例には、前金を払ったのに工事が開始されないとか、業者が倒産したといった相談事例があります。
事前予防策:
インターネットでの口コミ・評判やホームーページの施工事例などを確認して、信頼できる外壁塗装会社を選びましょう。
年間の施工件数や会社の業績が分かればすぐに倒産するかどうか、悪質かどうかの判断基準になります。
トラブル解決方法:
下記に記述する専門機関に早急に依頼して下さい。
外壁塗装でトラブルが起きたときの相談先について
リフォーム工事においてのトラブル件数は年々増加しています。
後述する住宅リフォーム・紛争処理支援センターの発表では、平成12年度では2,699件だった相談件数が平成22年には9,102件と3倍強増加しています。
年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 |
---|---|---|---|
相談件数 | 7,223 | 8,001 | 8,780 |
その中でも上位を占めるのは「外壁のひび割れ」「外壁のはがれ」「外壁からの雨漏り」など外壁塗装から起きたことが想像されるトラブルです。
もちろんトラブルが起こらないことが良いことではあるのですが、万が一に備えて相談先を確認しておきましょう。
クーリングオフが使えるか確認
契約から8日以内であれば、契約を解除できるクーリングオフという制度があります。
ただすべての契約に適応されるわけではありません。工事に際して結んだ契約が適応されるかどうか契約時にしっかり確認しておきましょう。
適応される場合
- 契約を結んでから8日以内である(注意)契約を結んだ日が1日目になります!
- 外壁塗装会社の事務所や営業所で契約をしていない
- 個人として契約している
また契約書そのものに記載がないなどの不備があったり、クーリングオフはできないなどの嘘をつかれた場合は適応されます。
適応されない場合
- 契約者自身の意思で外壁塗装会社に足を運び契約した
- 契約者自身が外壁塗装会社を呼び、契約を交わした (※訪問販売などで来訪された後に、連絡をした場合は除きます)
- 過去1年間の間に同じ外壁塗装会社と契約をして工事を行ったことがある
- 金額が3,000円未満の現金取引である
- 海外で契約している
もちろん正規の契約で8日を過ぎた場合は適応されません。
住宅リフォーム・紛争処理支援センター
住宅リフォーム・紛争処理支援センターは国土交通省が指定した相談窓口です。住宅に関するトラブルの相談をすることができます。
直接電話で相談することのできる「住宅スマイル」があり、見積もりの無料診断、建築士や弁護士などのプロと対面で相談することも可能です。
ホームページには過去の相談事例なども掲載されているので公示前に一度覗いておくと良いでしょう。
国民生活センター
独立財団法人国民生活センターは外壁塗装などのリフォームの契約だけではなく、ショッピングなどの消費行為全般に対応している総合窓口です。
悪質な訪問販売やクーリングオフに際しての相談などをすることができます。ただ工事内容の専門的な相談は出来ない可能性もありますので注意が必要です。
消費生活センター
消費生活センターは地方自治体に設置されている事業者と消費者とのトラブルの相談ができる機関です。契約前の段階で無料の見積もりに対して、契約しなかったからとキャンセル料を請求された場合には消費者センターに連絡しましょう。
キャンセル料を払わないでよいことが確認できれば、消費者センターの担当者からキャンセルの連絡をしてもらうことも可能です。
弁護士
前述の相談窓口に相談しても解決できなかった場合や、相談窓口から弁護士に依頼することを勧められた場合には弁護士に相談することになります。
ただ弁護士にもそれぞれ得意分野がありますので、リフォームに際しての紛争解決の相談実績のある弁護士事務所を選ぶことが大切です。
外壁塗装でトラブルに巻き込まれないため必ず確認すること
最後にあらためて外壁塗装でトラブルにならいなために事前確認すべきことをご紹介します。これから外壁塗装を依頼する人は必ずチェックしてください。
見積もりは複数業者
外壁塗装は複数社から見積もりを取ることが必須です。
外壁塗装会社によって見積もり内容・記載事項に細かな違いはあります。金額の大小だけでなく、付帯されたサービスに違いもあります。
またいくつかの見積もりを見て説明を受けることで外壁塗装に対する知識を得ることもできます。
少なくとも3社は見積もりを取得することをお勧めします。
見積もり内容は細かく出してもらう
見積もり内容は細かく記載してもらうことをお勧めします。
前述のように合い見積もりを取っていれば塗装費用・塗料費用・足場代などを各社で比較することもできます。
セット内容で、金額が一括になっている場合でも工事工程をしっかり明記してもらって下さい。
塗料によっては塗布回数が2回・3回の塗料もあり金額が正しいかどうかの判断基準にもなります。
カラーシミュレーションを入念に
色選びはとても重要ですし、一番迷う箇所です。
多くの外壁塗装会社ではカラーサンプルとして見本帳や見本板が用意されています。
できるだけ大きなサンプルを、必ず屋外で確認するようにして下さい。屋内では、カラーサンプルの色が蛍光灯の種類によって微妙に変化します。
少なくとも、明るい時間帯に屋外で太陽の光にあたったサンプルを見て判断するようにしましょう。
外壁塗装工事前に近隣へ挨拶
工事前には外壁塗装会社側から近隣へ工事の挨拶をしてもらうことになります。
内容としては、工事期間と騒音が出ることへの事前通達になります。工事宅との位置関係によっては車を移動してもらうこともあります。
負担を強いるお宅については別途、ご自身で挨拶をすることも検討しましょう。
先ほど、位置関係によってはとお伝えしましたが、そのお宅が塗装をする際にはこちら側が車を移動することもあるということです。
トラブルにならないためには必要なお願いなので遠慮することなく、また先方が工事する際には気持ちよく車を移動するようにしましょう。
契約内容・打ち合わせでの変更点は書面で残す
契約する際、または打ち合わせの際に契約書には記載のない特記事項やお願い、工事中には変更点が出てきます。
必ずその都度、書面で残すように依頼して下さい。
外壁塗装会社によっては専用の書面があります。後々のトラブルの元になりますので必ず書面で残すようにしましょう。
外壁塗装でトラブル まとめ
外壁塗装は大きな工事です。
もちろんトラブルが起こる可能性はあります。ただ、起こりうるトラブルを想定し準備することで防げることも多々あります。
まずはしっかり準備する、その上で起きてしまったトラブルには適切に対処するようにしましょう。この記事がその手助けになれば幸いです。
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