これから家づくりを始めようと思っているご家庭にとって、夫婦間で意見の食い違いが起きるケースってたくさんありますよね。
例えば我が家だと家を建てるタイミングについて。
この記事で紹介していますが、以前の私は大きな天災によって家が倒壊または大ダメージを受けるのが嫌だったので、もっと後から家を建てたいと思っていました。
仮に建てたとしても1,000〜2,000万円台の建売が限界かな~
しかし、嫁の意見をじっくり聞いて考え方が変わり今に至ります。
今回はそんな意見の食い違いの中でも「夫側は安さを重視して建売を希望するが、嫁側は注文住宅を建てたい」ケースについて書いていきます。
記事の最後では、住宅展示場に行くことなく複数のハウスメーカーから「間取りプラン」「資金計画」「土地探し」を“無料”でしてもらえるサービスについて紹介します。
夫側は安い建売物件を望む傾向がある
実は以前の私もそうだったんですが、もし家を建てるなら建売を買おうと思っていました。
というのも、住宅ローンの返済に悩まされて毎日の生活が圧迫されるのが不安だったからです。
住宅ローンの返済が怖い
なので私は
「(住んでいるエリア名)建売物件」
とかでよく検索していたものです。
最近は在宅フリーランスとして働くママも増えてきていますが、まだまだその道で成功する人は少なく、日本ではどうしても男性が稼ぎ頭なイメージが強いです。
景気も良くなりそうもないですし、会社がいつ倒産するか分からない時代でもあります。
そんなことを考えると、
家を建てたくない、建てたとしても建売だ
と心に決めていました。
余程年収が高ければ別ですが、中流家庭くらいまでならこのように感じでいる男性は多いと思います。
嫁側は注文住宅を建てたい傾向がある
逆に嫁側の意見は注文住宅を建てたいというものでした。
嫁の言い分も分かります。というか、できるものなら私も建売より注文住宅がいいと思っていました。
しかし、現実問題、土地を買って家を建てるってものすごいお金が掛かりますし、その先の生活に不安しか感じていなかったんです。
このように、理想と現実の間に苦しむ夫と、意見をハッキリ言う嫁とで意見が食い違うパターンは多いと思います。
夫に注文住宅に興味を持ってもらう方法
夫側が注文住宅に踏み込めない理由はたくさんありますが、逆に注文住宅だからこそのメリットもたくさんあります。
そこで、ここからは夫に注文住宅に興味を持ってもらう方法について紹介していきます。
建売物件のデメリットを説明する
安さとそれなりの見た目で魅力を感じてしまいがちな建売物件ですが、1,000〜2,000万円台で無名なメーカーのものだとデメリットもあります。
具体例を挙げるとこのような項目についてです。
- 木材等、建築材はグレードの低いものが使われている
- 落下速度が速いので10年目以降のメンテナンスが大変
- コストカットによる職人のモチベーション低下
- 地盤調査をしていない可能性がある
- 欠陥住宅の可能性もゼロではない
この中でも特に重要なのは「家の寿命」について。
同じ時期に建った建売物件と注文住宅を比べると分かりやすいですが、10年ほど経過すると見た目で分かるほど劣化具合に差が出てきます。
外壁の色が落ちていたり、耐水性能が落ちていたり、その差は顕著です。
例えばこちらの画像。
【画像参照元:水工房】
これは外壁の耐水性がなくなり、カビが生えている様子です。
見た目でこれだけわかるレベルだと、家の中の空気中にカビが蔓延している可能性があります。
また、こちらの画像のように、断熱材がカビてしまうパターンも。
【画像参照元:グランディアホーム】
この場合も、家の空気中にカビが蔓延しているのは明白です。
家の中においても、床が早くきしみだす等、劣化速度が速いです。
これらは、家の建築材のグレードが低いことが主な理由となっています。
また、コストカットによって職人のモチベーションが下がったり、無理なコストカットで地盤調査などを怠っている可能性もあります。
これは無名なメーカーになればなるほど可能性があります。
よく道端で見かける建売物件の看板。
あれって売れないと100万円単位の値引きが何回もされますよね。
土地の値段なんて短期間で変動しないことを考えると、家の原価がいかに低いのか分かります。
有名メーカーと異常なまでに値段が離れているのは、それ相応の「何か」が省略されているからかもしれません。最悪の場合、欠陥住宅だったなんてことも・・・
建売物件は10年目以降のメンテナンス費がものすごく高くなるので、それを思うと最初から優良ハウスメーカーで家を建てた方が安心を買えるという見方もできます。
実際にハウスメーカーの資料を見る
最初から「建売=安い=決定」と決めつけている夫は、注文住宅についての知識が全くない可能性があります。
そこで、実際にハウスメーカーの資料を見せることで、魅力を感じてもらえる可能性がグッと上がります。
記事の最後では、住宅展示場に行くことなく複数のハウスメーカーから「間取りプラン」「資金計画」「土地探し」を“無料”でしてもらえるサービスについて紹介します。
住宅展示場に行って話を聞く
もし時間に余裕がある場合は、夫を無理やりでも住宅展示場に連れていきましょう。
実際に優良ハウスメーカーを訪問し、各社のセールスポイントを聞くことで、「安いから買う」以外の選択肢が見えてくると思います。
ライフプランナーに相談する
資金計画で悩んでいる場合は、ライフプランナーに相談することをおすすめします。
それによって家の予算も見えてきますし、何を改善すれば家を買えるか家計を見直すきっかけになるかもしれません。
優良ハウスメーカーの建売を提案する
今回の注文住宅に興味を持ってもらうという話から少しずれますが、優良ハウスメーカーが販売している建売を提案するのも一つの手です。
というのも、安い無名のメーカーが販売している建売と異なり、優良ハウスメーカーが販売している建売は性能が段違いに高いからです。
ちなみに我が家はまさにこのパターンで、一条工務店が販売している建売物件「i-palette(アイパレット)」を購入しました。
そもそも注文住宅に興味のなかった私ですが、
これならいいかも
とハウスメーカーに興味を持ったきっかけでもあります。
我が家は予算以外に、完成までに掛かる時間等の問題から一条工務店で販売している建売を選択しましたが、実際に注文住宅の打ち合わせも同時進行でしていました。
それくらい考え方が変わったんです。
理想は注文住宅だけど予算が・・・
という場合は、性能も良くて価格も抑えめな優良ハウスメーカーの建売が狙い目です。これを切り口に注文住宅を進めるところまで持っていけるかもしれません。
全力でダダをこねてみる
最終手段ですが、全力でダダをこねてみるのも意外に手だと思います。
人生で一番高い買い物になるわけですから、夫の独断と偏見で建売物件に決められたら嫁側としては納得いきませんよね。
話を聞いてもらうだけでも・・・
という気持ちも込めて、ダダをこねるのも悪いことではないはずです。
まとめ:人生で一番高い買い物だからこそ、後悔しないようにあの手この手で夫を説得しよう!
今回は「夫側は安さを重視して建売を希望するが、嫁側は注文住宅を建てたい」ケースについて書いていきました。
最初から建売と決めつけているタイプは、意外に注文住宅の良さを知らないだけだったりします。(かつての私がそうです)
ですので、あの手この手で優良ハウスメーカーの良さを伝えていくことが大事になってきます。
人生で一番高い買い物だからこそ、後悔の内容に夫婦で話し合いましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
理想の家の間取りをたった3分で計画できる方法
夢のマイホームは人生で一番高い買い物になるので、これから家を建てるなら誰だって「理想の家」にしたいと思います。
「理想の家」を叶えるための項目はいくつかあって、
- どのハウスメーカー・工務店を選ぶか
- 家の強度、利便性
- 土地の場所
- 値段
- 間取り
- 家のデザイン、外観
などなど多数ありますが、この中でも最も難しいのが「間取り」です。
私たち夫婦は最終的に建売住宅にしましたが、最初は注文も視野に入れて希望する間取りを考えました。しかし、間取りって全然決められないんですよね。
ましてや、決められないまま話を進めていくと、営業トークに飲まれて予算以上のオプション費用がどんどん膨らんでいくことになります。
そこで、難しい間取りを簡単に決められる「タウンライフ家づくり」というサービスがあります。
公式サイトを開き、お住いの都道府県・市町村を選択すると次の画像のように間取りについてのアンケートを入力する画面になります。(3分以内でできる量です。)
そしてアンケートを入力後、お住いのエリアを対象とした住宅メーカーをチェックでき、チェックしたメーカーから「間取りプラン」「資金計画」「土地提案」の資料が無料で送られてくるというものです。
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もちろん、住友不動産やパナソニックホームズ、積水ハウスなどの大手メーカーも対象ですよ!
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- どの会社からの資料が欲しいかはこちらから選べる(大手メーカー含む)
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