一条工務店の魅力と言えば「大容量の太陽光パネル」や「全館床暖房」が頭に浮かぶと思いますが、「全面タイル張り」も魅力のひとつだと思います。
というのも、一条工務店の外壁に使われるタイルは「ハイドロテクトタイル」と呼ばれるTOTOの光触媒技術を使ったタイルだからです。
太陽の光で汚れを浮かして雨で洗い流す・・・ハイドロテクトタイル凄すぎる!!
しかし、私たち夫婦が購入した建売分譲住宅「i-palette」の外壁は全面タイル張りではあるものの、ハイドロテクトタイルではないという噂が・・・
ちょうど購入を検討している頃の話で、ハイドロテクトタイルに魅せられて私たち夫婦は「そんなバカな!?」状態に(笑)
ネットで調べてもハッキリした答えが出てこないし・・・そこで担当の営業さんに真相を尋ねてみました。
記事の最後では、住宅展示場に行くことなく複数のハウスメーカーから「間取りプラン」「資金計画」「土地探し」を”無料”でしてもらえるサービスについて紹介します。
住まいのライター
マツコ
毎日奮闘しながら念願のマイホームを購入!
普段は会社員をしている住まいのライターです。嫁と愛娘とドラクエと漫画が大好きです。
リアルな体験談を発信していきましす。
「i-palette」の外壁はハイドロテクトタイルではない?
ハイドロテクトタイルに魅せられていた私たち夫婦。
念願のマイホームとして選んだ「i-palette」は建売なのに大容量の太陽光や全館床暖房、全面タイル張りが標準仕様でコスパが良すぎるのが決め手でした。
特に標準仕様でi-smartのような全面ハイドロテクトタイルは凄すぎるだろ!と勝手に思っていたわけですが、「i-palette」の外壁はハイドロテクトタイルではないという噂を聞きつけて担当の営業さんに聞いてみました。
「i-palette」の外壁ってハイドロテクトタイルじゃなくて普通のタイルって聞いたんですけど本当ですか?
そうです!建売用のタイルを使っています!
なんですと~!?
そうなんです・・・「i-palette」の外壁はハイドロテクトタイルではなく建売用のタイルというのが真相だったんです。
普通の外壁タイルだから「i-palette」購入をやめるのか?
ハイドロテクトタイルに魅せられていた私たち夫婦は、「i-paletteは建売用のタイル」という言葉を現実逃避して右から左に聞き流していたみたいです(笑)
しかし、改めて現実を受け入れたところで「i-palette」購入をやめるのか?という問題が・・・
答えは「NO」でした。
理由を具体的に紹介していきます。
全面タイル張りの時点で超高級
一条工務店は全面タイル張りで有名なので感覚がマヒしてしまいますが、実は全面タイル張りの家は超高級!
というのも、一条工務店以外のハウスメーカーで全面タイル張りにしようとすると約100~300万円ものオプション代が掛かります。
一方、一条工務店のハイドロテクトタイルは一坪当たり1万円(2017年3月より)。30坪の家の場合、単純計算で30万円出せば全面ハイドロテクトタイルにすることができるんです。
光触媒技術を組み込んだハイドロテクトタイルを全面張りしてこの値段ということを考えると、他のハウスメーカーよりいかにお値打ちに全面タイル張りにできるかが分かります。
「i-palette」はハイドロテクトタイルではないものの、全面タイル張りなので実質約100~300万円相当のオプション代が標準仕様になっていることに。そう考えると物凄くお得感がありますよね。
メンテナンス費用を格段に抑えられる
モルタル外壁やサイディング外壁の場合、10年ごとに外壁の再塗装や、シーリングと呼ばれる外壁間の接合材の部分的な打替が必要になります。そのお値段なんと約100万円!
また、30年目には外壁の再塗装や張替、シーリングの全打替などが必要になり、約400万円のメンテナンス費用が必要となります。
一方、ハイドロテクトタイルを採用した場合は30年目にシーリングの全打替で約70万円必要となる以外はこれといったメンテナンスが不要です。
恐ろしすぎる外壁のメンテナンス費用を以下の表にまとめてみました。
一方、ハイドロテクトタイルを採用した場合は30年目にシーリングの全打替で約70万円必要となる以外はこれといったメンテナンスが不要です。
ハイドロ | その他 | |
---|---|---|
10年目 | 0円 | 102万円※➁ |
20年目 | 0円 | 102万円※② |
30年目 | 68万円※① | 401万円※③ |
40年目 | 0円 | 102万円※② |
合計 | 68万円 | 707万円 |
「i-palette」の建売用タイルもメンテナンス面では変わらないので上の表と同等のメンテナンス費用が掛かると思えばOKです。
メンテナンス費用の差が40年で約640万円・・・恐ろしすぎます。
逆に言えば建売なのに全面タイル張りでこのメリットを得られるのはかなり大きいという事です。
光触媒の有無はそこまで問題ではない
ハイドロテクトタイルはTOTOの光触媒技術を取り込んだもので、太陽の光で汚れを浮かし、雨で洗い流す「セルフクリーン効果」が特徴のタイルです。
どう考えてもあった方がいい性能なんですが、そもそもタイルは土や石などの自然素材を約1300度の高温で焼き固めたもので、傷も汚れも付きにくいんです。
基本的には雨で汚れが落ちますし、頑固な汚れが付いても薄めた中性洗剤付けた外壁用ブラシで軽くこすればいいので簡単です。
▼イメージ
見た目がi-smartとそっくり
「i-palette」の決め手になるわけではありませんが、見た目が「i-smart」にそっくりなのもポイントだと私は思っています。
比較をするとこんな感じ。
▼i-smart
▼i-palette
「i-smart」も土地が小さければ上の画像の真ん中の黒い部分だけになるので、「i-palette」と見た目がほとんど同じです。「i-smart」購入者からは怒られそうな発想ですが(笑)
建売でも注文住宅並みの性能、そして見た目があまり変わらない・・・
「i-palette」を選ぶ上でこれ以上の理由はないのではないでしょうか?(半分ネタです)
まとめ:「i-palette」の外壁について
今回は「i-palette」の外壁はハイドロテクトタイルではない?という真相に迫りました。
まとめると以下の通りです。
- 「i-palette」の外壁は建売用タイル
- 一般のハウスメーカーだと全面タイル張りは約100~300万円掛かるが一条工務店なら10分の1の値段になるので高級感をお得に感じられる
- メンテナンス面でハイドロテクトタイルと何の遜色もない
- タイルは汚れが付きにくいので軽い掃除でOK
ハイドロテクトタイルに魅せられていたこともあって、「i-palette」の外壁が建売用タイルだと知った時は動揺を隠せなかった私たち夫婦ですが、今回紹介したポイントを抑える事で全面タイル張り自体の素晴らしさを感じることができました。
ハイドロテクトタイルの方が良いのは当たり前ですが、ぶっちゃけ建売で全面タイル張りな時点で頭おかしいです(笑)
メンテナンス費用も少なくて済むし、お手入れも簡単。見た目もほとんどi-smartなので建売特有の肩身の狭さも感じなくて済むかもしれません。
「i-palette」を購入した今では全面タイル張りの良さにどんどん気付く毎日です。
一条工務店を知らない人にとっては全面タイル張りってだけで自慢できるくらいですからね。まぁ、マイホーム自慢は嫌われるのであまりしない方がいいんですけどね(笑)
今回紹介した内容は担当の営業さんが教えてくれるとは思いますが、一条工務店のホームページやカタログには「全面タイル張り」しか記載がなく、ハイドロテクトタイルではないと明記されていなかったので紹介させていただきました。
実は知らなくてスッキリした方も多いはず!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
理想の家の間取りをたった3分で計画できる方法
夢のマイホームは人生で一番高い買い物になるので、これから家を建てるなら誰だって「理想の家」にしたいと思います。
「理想の家」を叶えるための項目はいくつかあって、
- どのハウスメーカー・工務店を選ぶか
- 家の強度、利便性
- 土地の場所
- 値段
- 間取り
- 家のデザイン、外観
などなど多数ありますが、この中でも最も難しいのが「間取り」です。
私たち夫婦は最終的に建売住宅にしましたが、最初は注文も視野に入れて希望する間取りを考えました。しかし、間取りって全然決められないんですよね。
ましてや、決められないまま話を進めていくと、営業トークに飲まれて予算以上のオプション費用がどんどん膨らんでいくことになります。
そこで、難しい間取りを簡単に決められる「タウンライフ家づくり」というサービスがあります。
公式サイトを開き、お住いの都道府県・市町村を選択すると次の画像のように間取りについてのアンケートを入力する画面になります。(3分以内でできる量です。)
そしてアンケートを入力後、お住いのエリアを対象とした住宅メーカーをチェックでき、チェックしたメーカーから「間取りプラン」「資金計画」「土地提案」の資料が無料で送られてくるというものです。
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